電話連絡がない?楽天銀行スーパーローン(カードローン)の審査
この記事で分かること
楽天銀行スーパーローン(カードローン)でも在籍確認は必須
これはキャッシング・消費者金融・カードローンの審査の世界では、もはや記述するまでもないというくらい、常識中の常識となっていますが、借入審査の折に職場への在籍確認の電話をかけるというのは、どの銀行カードローン・消費者金融でも共通するルールであり、システム・体制となっています。
楽天銀行スーパーローン(カードローン)もこの例にならって、勤務先への在籍確認の電話が必須となっています。これは別に利用者を疑っているなどということではなく、そうして万が一にも貸し倒れや返済不能になることがないようにして、ムダなコスト(貸し倒れコスト)をなくすことで、低金利やATM利用手数料の無料など、より良いサービスを提供するということだと思って下さい。
これは全てのビジネスについて言えることですが、お客さんのわがままを何でも聞くことが顧客サービス…ではないんですね。「あくまで全体の利益になるか」ということを第一に考えて、それに反する顧客・ユーザー・利用者のわがままは、残念ながら答えないようにしなければならないのです。
(そうでないと「24時間、いつでも生徒からの電話に対応しろ」と言っていた、ワタミの学校のようになってしまいます)
ということで、「会社への在籍確認の電話無しでキャッシングをしたい」というような気持ちは一応理解できますが、そのような「やさしい審査体制」を採用・導入してしまうと、それは長期的に見て、逆に利用者・消費者にとってマイナスの結果になるということを理解して下さい。本当の顧客サービス・顧客満足というのは「一定の厳しさ」を伴うものなのです。
状況・条件によっては省略される
上のように書いたものの、「勤務先への在籍確認自体は別にいいんだけど、土曜日・日曜日・祝日だから勤務先が閉まっていて、在籍確認をとってもらいようがない」というシチュエーション・場面もあるでしょう。たとえば公務員の方々などが典型的ですが、土曜日・日曜日・祝日・夜間は職場が開いていないというのは、よくあるケースです。
そして、楽天銀行スーパーローン(カードローン)は土曜日・日曜日・祝日のスピード借入にも対応しているので、このような「週末・休日だから勤務先への在籍確認の電話をかけようがない」という局面・シチュエーションにも対応しなければいけません。これは顧客のわがままでもなく、モンスタークレイマーの言いがかりでもなく、明らかに対応すべき状態なのです。(このような区別をつけることが、ビジネスでは重要です)
そして、当然楽天銀行スーパーローン(カードローン)のようなしっかりした組織・サービスであれば、そのようなシステム・体制は万全に整っています。
- 明らかに、社会通念に照らし合わせて、勤務先への在籍確認の電話がかけられない状態である
- 同様に、明確に信用度(クレジットスコア)が高い人であり、信用できる
このような2つの条件を満たしている人の場合は、「勤務先への在籍確認の電話を省略して融資する」ということも、ごくごく稀なレアケースではありますが、存在するようです。あくまでそのようなインターネット上の口コミ・評判が、キャッシング・カードローンの情報サイトなどでチラチラと散見されるというだけであり、楽天銀行スーパーローン(カードローン)が公式のアナウンスをしているという事実はないので、この点は「あくまで参考」というスタンスで、少々距離を置いて捉えてください。
何にせよ、理論的に考えれば、週末・休日のスピード借入、土曜日・日曜日・祝日のスピード審査に対応している以上、上記のような「会社への在籍確認の電話をしようがない」という場面・シチュエーション・状況は、明らかに発生するはずなんですね。そして、楽天銀行ほどの組織力・資金力があれば、当然そのような状態、お客さんのニーズに対してもしっかり対応出来ているはずなのです。
ということは、公式のアナウンスはされていないとは言え、上記のような「誰がどう見ても、金融庁の役人が見ても納得するような状況・条件」あれば、職場への在籍確認の電話が省略されるということも、十二分に考えられるでしょう。(少なくとも、可能性がゼロではないということは言えるかと思います。)
楽天銀行スーパーローン(カードローン)に電話連絡の代わりになる手段はある?
結論から書くと、楽天銀行スーパーローン(カードローン)の審査に電話連絡の代わりの措置(電話連絡の代わりになる手段)はありません。たとえば、書類の提出などによって勤務先への在籍確認の電話の代わりとする…というようなものですね。例外的にそのような電話連絡の代わりになる手段が取られることもあるかも知れませんが、基本的にはほぼゼロと考えていいでしょう。
(上記のような、明らかに何らかの電話連絡の代わりになる手段が必要であるという場合には、配慮される可能性もあります)
というような例外的なシチュエーションを除外して考えれば、基本的に楽天銀行スーパーローン(カードローン)でお金を借りようとする人は、パート・アルバイト・フリーターだろうと、会社員・OL・公務員だろうと、誰でもみんな平等に、職場への在籍確認の電話を受けなければならない、という風に理解して下さい。
余談ですが、電話連絡の代わりになる手段というのは、たとえば会社の保険証・給与明細を提出したり、源泉徴収票・確定申告書などの収入確認資料を提出する…という方法が一般的に知られています。楽天銀行スーパーローン(カードローン)で万が一電話連絡の代わりになる手段が採用される場合には、どのような内容・やり方・方法になるのかは判明していません。なので、これはあくまで「他のキャッシングブランドや銀行カードローンだと、そのような方法をいわゆる電話連絡の回避のやり方として、採用している場合もある」という参考程度の情報にして下さい。
なお、この「職場の保険証」というのは、正式名称でいうと「社会保険証・組合保険証」となります。(例外的に船員保険証というのもありますが)
「それが何か?」と思われるかも知れませんが、例えば個人事業主・自営業やフリーランスの方々がよく利用している国民健康保険証では、電話連絡の代わりになる手段に適用できないということですね。国民健康保険というのは「保険料さえ払っていれば、特定の組織・会社に所属していなくても加入できる」ということで、「どこかの組織・団体・企業に在籍している」という証明にはならないわけです。
ここで必要なのは、あくまで「勤務先への在籍確認の電話にかわるような、信用度のおける証拠」であって「健康保険に加入しているかどうか」ではないんですね。
その点、組合保険証・社会保険証であれば、明らかに「その職場に在籍していないと、発行されないもの」ですから「職場への在籍確認の電話の代わり」として、一定の効力を発揮するわけです。(とは言うものの、やはり勤務先への電話連絡を実際にするというのが、一番いい方法ですけどね)
給与明細書については、公的書類ではないので、職域保険と比較するとかなり容易に偽造することもできます。実際、アリバイ会社で給与明細書や源泉徴収票の偽造を引き受けている所は多くあり、ホームページまで作っています。(当然ですが、キャッシング・カードローンの審査に申し込む時に、このようなアリバイ会社を利用するのは、絶対にやめましょう)
そのように偽装できる書類なので、給与明細書の信用度はそれほどありません。少なくとも勤務先の保険証ほどはありません。しかし、「少しでも在籍している証拠になる資料・書類は多い方がいいし、偽造もそれほど簡単ではないから、不正申し込みが減るのは間違いない」ということでしょう。そのような理由から、電話連絡の代わりの措置が適用される場合には、しばしば「給与明細書」の提出も義務付けられるのだと思われます。
本人の携帯への確認電話は、確実に必要
職場への在籍確認の電話については、ここまで書いてきた通り、楽天銀行スーパーローン(カードローン)の審査でも「土曜日・日曜日・祝日(週末・休日)」などの条件・シチュエーションであれば、省略されたり、何らかの配慮がされる…という可能性が指摘できます。しかし、もう一つの確認電話である「本人の携帯への確認電話」については、必ず必須になる…と思って下さい。
というのは、週末・休日(土曜日・日曜日・祝日)に閉まることがある勤務先と違い、本人の携帯だったら、どこかで必ず出られるはずだからです。そもそも「今、本人が審査の申し込みをしている」のだから、ある程度暇であり、時間があるはずなんですね。少なくとも「そちらから申し込みしてきたのだから、携帯電話くらい出て下さい」ということです。
(これは別に乱暴な理論ではなく、自分がお金を貸す側だったら当然そう思うはずです。人間のマナー・モラルの領域ですね)
ということで、どんな状況・条件であろうと、シチュエーションであろうと、「会社への在籍確認の電話とは違い、本人の携帯への確認電話だけは必ずかかる」という風に考えて下さい。これは楽天銀行スーパーローン(カードローン)の審査だろうと、他の銀行カードローン・消費者金融の借入審査だろうと、まず間違いなく共通する事実といえます。
勤務先への在籍確認の電話の内容
上の段落では、楽天銀行スーパーローン(カードローン)の職場への在籍確認の電話について、説明してきました。ここから先は、消費者金融・銀行カードローン・キャッシングブランドすべてに共通する「勤務先への在籍確認の電話自体の内容」をまとめていきます。
職場への在籍確認の電話というのは、一体どのようなことを話されるのか、質問されるのか、あるいは審査されるのか…という不安を持っている方は、ここから記載する内容を読んで、心配な点・疑問点を払拭していただけたらと思います。楽天銀行スーパーローン(カードローン)でもどこでも、初めてキャッシングする時には、誰でもこのような不安点が多くあるものですが、一般的なクレジットスコア(信用度)を満たしている方であれば、このような心配はすべて杞憂に終わる…ということを納得していただけるかと思います。
個人名で普通の用事のようにかける
まず勤務先への在籍確認の電話について、多くの人が心配しているのは、楽天銀行スーパーローン(カードローン)などのカードローン名、キャッシングブランドの名前を名乗られる…ということでしょう。「楽天銀行」だけならまだいいですが、「カードローン」という単語が入ってしまうと、職場に借り入れがバレてしまうので、少々まずいことになります。
しかし、このようなことは当然楽天銀行スーパーローン(カードローン)などの銀行カードローン・消費者金融の側も、十二分に配慮しています。「スーパーローン」や「キャッシング」というような単語は出さないですし、「楽天銀行」という銀行名についても、希望があれば伏せることができるようです。(少なくとも、新生銀行カードローン レイクはそのような方法で、勤務先への在籍確認の電話をかけています。)
銀行名や商品名を名乗らないなら、どのように電話口で名乗るのかというと、見出しの通り「担当者の個人名」です。オペレーターさんの名字で「田中ですが…」のように名乗るわけですね。
なので、まず「名乗り方」によって職場にキャッシングがバレるということはないので、この点はまず、安心して下さい。
クレジットカードの審査といえば、バレない
上の段落の内容を読んで、「いくら個人名を名乗ってくれると言っても、そもそも、職場に私宛の電話が、外部からかかって来るというのはおかしい…」という方もいるでしょう。特にパート・アルバイト・フリーターの方々はこのパターン・シチュエーションが多いはずです。
- コンビニエンスストア
- ファーストフード
- ファミリーレストラン
- パチンコ店
たとえば、上記のような職場で、アルバイト・パートのスタッフさん宛に外部からの電話がかかって来るというのは、確かに不自然ですからね。会社員・OL・公務員で、しかも営業マンというなら、外部からの電話など数え切れないほどかかって来るでしょうが、そうでなければやはり「電話がかかって来る事自体が怪しい」ということは、確かにあり得ます。
しかし、このような条件・シチュエーションでも、特段心配する必要はありません。というのは、見出しの通り「クレジットカードの審査の在籍確認の電話がかかって来る」ということを、事前に職場の同僚たちに言っておけばいいからです。特に店長など上司には、必ず言っておくようにしましょう。
(そうでないと、仕事をサボって私用電話をしている…などと思われてしまいますからね)
クレジットカードの審査でも確かに、職場への在籍確認の電話をかけるのが普通ですし、勤務先の同僚も受けた経験がある…ということが多いです。なので、すんなり納得してもらえますし、クレジットカードだったら言うまでもなく、普通のカードローン・消費者金融というよりも、恥ずかしくありません。(別にキャッシングをしたからと言って恥ずかしいことは、本来何もないのですが)
キャッシング・カードローンの情報サイトを閲覧して情報収集をしていると、よく「子供の保育園の関係で…」とか「銀行でマイカーローン・自動車ローンを組もうと思ってて…」というような「勤務先への在籍確認での言い訳」が紹介されています。しかし、このような複雑な言い訳は、それなりの演技力が必要ですし、あまり深く突っ込まれると借り入れがバレる(馬脚を現す)という危険性・リスクもあります。
ということで、あまり込み入ったこのような勤務先への在籍確認での言い訳をするよりも、シンプルに「クレジットカードの審査」と言った方がいいでしょう。
在籍確認のリクエストはできる?
楽天銀行スーパーローン(カードローン)でお金を借りるにしても、その他のキャッシング先で借り入れ(借金)するにしても、「会社への在籍確認の電話の内容をリクエストすることはできないか」と考えている方は多いでしょう。たとえば下のような内容ですね。
- オペレーターさんの性別を、同性にしてほしい(不倫・浮気の疑惑をさけるため)
- 勤務先への在籍確認の電話の日時を、指定したい
- 取引先の会社名を名乗ってほしい
- 同じく、取引先の担当者の名前を名乗ってほしい
- あるいは、自社の取引銀行の名前でかけてほしい
というようなものです。結論を書くと、オペレーターさんの性別の指定は割とOKになることが多く、日時の指定もある程度までは受け入れてもらえるということが多いです。(楽天銀行スーパーローン(カードローン)の場合はどうかはわかりません。楽天銀行に限らず、どの銀行カードローン・消費者金融でも明確には書かれていないので、最終的にはケースバイケースになります)
上記2つの在籍確認のリクエストについては、ある程度飲んでもらえるでしょう。特に「オペレーターさんの性別」については、かなり重要な項目ですからね。(どう考えても、既婚者の男性に対して、若い女性が個人名で電話をかけて来るというのは、怪しいですから)
このような「誰もが納得する、金融庁でも納得する」というレベルのリクエストであれば、承諾してもらえる可能性は、非常に高くなります。しかし、その他のリクエストについては、基本的に不可能だと思って下さい。
たとえば「別の会社名を名乗る」というのは、明らかに虚偽申告です。個人がこの程度の嘘をつくのならばまだ許されますが、楽天銀行スーパーローン(カードローン)にしても、その他のキャッシングブランドにしても「事業・営利活動」としてやっているわけです。事業で嘘をつくというのは、軽度とはいえ犯罪ですから、そのようなことを楽天銀行スーパーローン(カードローン)のようなしっかりしたサービス・組織で、するわけがないんですね。
以下「担当者の名前」「銀行名」なども全て同様です。どのようなリクエストであっても「事実と異なる」ものについては、すべて虚偽申告となるので、楽天銀行スーパーローン(カードローン)だろうと、その他の銀行カードローン・消費者金融であろうと、受け入れてもらえることはまずあり得ないと考えて下さい。
(それに、普通の勤務先への在籍確認の電話のやり方・方法でも、そもそも職場バレしないというのは、ここまでも書いてきた通りです。なので、特に心配する必要はありません。)
消費者金融の在籍確認と比較
第二章では、「銀行カードローン全般の勤務先への在籍確認の電話の内容」について書いてきました。この章では、「消費者金融の職場への在籍確認の電話」と、銀行のキャッシングのそれを比較していきましょう。
消費者金融はかけ直し対策が充実
銀行カードローンの勤務先への在籍確認の電話の内容と、消費者金融のそれとの最大の違いとして「かけ直し対策が充実しているかどうか」という点が指摘できます。かけ直し対策というのは、「会社への在籍確認の電話に、職場の同僚が誰も出られなかった」という場面で、着信履歴に気づいた勤務先の同僚が、かけ直しをしてきた時に、どのように電話に出るかというものです。
少しでも想像力・イマジネーションがある方ならわかるでしょうが、そのかけ直しの電話に「はい、アイフルです」とか「はい、ノーローンです」というようにスタッフさんが応対・応答してしまったら、まずいわけですね。こうした「かけ直しの電話」に対する「応答方法」を工夫するのが、かけ直し対策というものです。
具体的にどのような方法が、消費者金融のかけ直し対策として採用されているのか―。実は、これは正確な情報はありません。当たり前ですが、キャッシングの審査の内容を明確に開示してしまうと、反社会勢力などの不正申し込みに悪用されてしまうからです。『闇金ウシジマくん』などを読むと、ヤミ金融や街金業者、あるいは暴力団などが、消費者金融・銀行カードローンを不正利用して、いわゆる「借り逃げ」をしている実情がよくわかります。
ということで、これから記載する「かけ直し対策」についても、あくまで「インターネット上の口コミ・評判では、このような内容が記載されている」という程度のレベルであり、そこまで確定性・信ぴょう性の高い情報ではありません。あくまで「何らかの参考になるかも知れない」というくらいのスタンスで受け止めるようにして下さい。(以下、かけ直し対策の実例を紹介していきます。)
- 発信専用の電話番号からかける
- いつかかって来ても、通話中になる設定にしておく
- 確認電話専用の携帯電話を用意する(通じなかった場合は、電源を切る)
- 「もしもし」と言って出る(俗に言うもしもし電話)
上記はあくまで一例ですが、インターネット上の評判・体験談を見る限り、現在あるいは過去に、このようなかけ直し対策が採用されていたようです。
「通話中の設定」というのは、何か特殊な電話機がいるかも知れないので、これはあまりイメージが沸かないかも知れません。「発信専用の電話番号」というのは、割とイメージしやすいでしょう。(発信専用のメールアドレスというのは、しょっちゅう皆さんも見ているはずですから)
「専用の携帯電話」というのも、非常にわかりやすいかと思います。これなら誰でもすぐに出来ますからね。「もしもし電話」というのは、昔の消費者金融で採用されていたようです。消費者金融が「サラリーマン金融(サラ金)」と呼ばれていた時代ですね。(この時代は武富士などの、過剰融資が問題になった消費者金融があったので、サラリーマン金融という単語に対するイメージは、あまり良くないと思いますが)
もしもし電話については「怪しい雰囲気が漂っている」ということで、現在ではほとんど採用されていません。今のキャッシングの審査では「発信専用の電話番号」などのスマートな方法が、一般的になっているようです。
(繰り返しますが、あくまでキャッシング・カードローンの情報サイトなどで書かれている推定の情報をもとに記述ものであり、しかも楽天銀行スーパーローン(カードローン)の場合はどのようになっているかわかりません。)
カードローン名は伏せてもらえる
この点は楽天銀行スーパーローン(カードローン)などの銀行カードローンの審査と同じですが、アコム・プロミス・アイフル・SMBCモビット・ノーローンというような「カードローンの商品名・キャッシングのブランド名」は伏せてもらうことができます。こちらからわざわざリクエストしなくても、最初から伏せるようになっています。(楽天銀行スーパーローン(カードローン)などの審査と同様に、オペレーターさんの個人名でかけるということすね)
これは顧客満足のため、職場バレをしないようにするためというのもありますが、貸金業法第21条5項によって「第三者に借金の事実を知らせてはいけない」という条文が制定されているという法的な理由もあります。
「第三者」というのは当然「勤務先の同僚」も含まれるので、この条文は「職場・勤務先の仲間に、キャッシングがバレるようなことをするな」ということを、金融庁が暗に示している…ということですね。このような法的な根拠もあり、職場への在籍確認の電話によってキャッシングがバレるというリスクは、極めて低い、あるいはほぼゼロということができるのです。
電話連絡の代わりの措置は、消費者金融が充実
楽天銀行スーパーローン(カードローン)についての下りでも触れた、「電話連絡の代わりになる手段」については、銀行カードローンよりも消費者金融の方が充実しています。「電話連絡の代わりの措置」という表現は使われていませんが、SMBCモビットのWEB完結申込のシステム・やり方が、事実上それに近い内容となっているからです。(ただし、内容や条件はそれなりに厳しくなっています。)
具体的に、SMBCモビットのWEB完結申込ではどのような条件を満たすと勤務先への電話連絡なしにすることができる可能性があるのか、一覧にすると下のようになります。
- 職場の保険証・給与明細書を提出する
- 身分証明書は、パスポート・運転免許証のどちらかを見せる
- 税額通知書や、源泉徴収票・確定申告書などの指定の所得証明書を提出する
- 三菱UFJ銀行・三井住友銀行いずれかの口座を持っている
主にこの4つの条件です。普通のキャッシング審査と違い、かなり厳しい条件というのがわかるでしょう。特に厳しいのは、下の2点です。
- 三井住友銀行・三菱UFJ銀行の口座
- 勤務先の保険証
前者については言うまでもないでしょう。「口座がなければ、その時点でアウト」ということですね。(基本的にキャッシュカードが必要なので、スピード開設をしてもダメです。キャッシュカードだけは、1週間後くらいに郵送されるものですから)
「職場の保険証」が難しい理由ですが、これは正社員・契約社員・派遣社員などの会社員・OL・公務員の方々なら持っていても、パート・アルバイト・フリーターの方々は持っていないことが多いということです。勤務時間が一定以上にならないと、社会保険証・組合保険証をもらうことはできないですからね。(これは会社が労基法に違反していない限りは、法律によって決まっていることなので、パート・アルバイト・フリーターだから会社が差別している…というようなことではありません。単純に労働時間のみで決まるのです)
ということで、SMBCモビットのWEB完結申込には確かに「電話連絡の代わりになる手段」に似たような部分はあるのですが、その条件は「むしろ、楽天銀行スーパーローン(カードローン)などの銀行カードローンのキャッシング審査よりも厳しい」というべき条件になっています。なので、決して「やさしい」ものではありません。
楽天銀行スーパーローン(カードローン)の審査に限らず、あるいはSMBCモビットに限定された話ではなく、「電話連絡の回避の方法」とか「職場への電話連絡なしでお金を借りる方法」というものを探している方は「やさしい審査」を期待していることが多いでしょう。しかし、現実は、むしろ職場への在籍確認の電話が省略される方が、条件は厳しくなるということですね。当たり前ですが、「無料のランチはない」という言葉の通り「何かを手に入れるためには、それなりの代償や労力が必要」ということなのです。
(お金を借りる場合には「信用」という代償を差し出す必要があるのです)
楽天銀行スーパーローン(カードローン)の在籍確認・まとめ
本ページでは、楽天銀行スーパーローン(カードローン)の審査での会社への在籍確認の電話や、他の銀行カードローンの場合は、どうなるのか。アコム・SMBCモビット・アイフルなどの大手の消費者金融だとどうなるのか…という比較をまとめてきました。最後に特に重要なポイントのみ整理すると、下のようになります。
- 楽天銀行スーパーローン(カードローン)の審査でも勤務先への在籍確認の電話は必須である
- 基本的に、楽天銀行スーパーローン(カードローン)に電話連絡の代わりの措置はない
- 週末・休日(土曜日・日曜日・祝日)など、やむを得ない事情があれば、何らかの配慮もあり得る
- ただし、そうした配慮には「一定のクレジットスコア・信用度」が必要である
- 消費者金融だと、電話連絡の回避の方法もゼロではない
- SMBCモビットのWEB完結申込の条件を満たせば、職場への電話連絡なしにすることも不可能ではない
- しかし、SMBCモビットのWEB完結申込を適用する条件は、それなりに厳しい
こうした内容が、本ページのトピックスでした。特に初めてキャッシングをする方の場合は、楽天銀行スーパーローン(カードローン)だろうとその他の借入先だろうと、勤務先への在籍確認の電話の内容というのがどのようなものなのか、かなり不安だと思います。
しかし、この記事でも書いてきた通り、職場バレ・会社バレの心配は一切ないし、オペレーターさんの性別などの最低限のリクエストにも応じてもらえるので、このような初歩的な不安については、ぜひ安心して下さい。
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