専業主婦でも融資が申し込める?銀行カードローンの利用法!
自分の収入がない女性の場合、大手の消費者金融では借りられません。
つまりSMBCモビット・プロミス・アコムなどは無理、ということ。
セゾン・セディナなどの「クレジットカード系消費者金融」は借りられますが、審査が遅いのでおすすめできません。
(遅いだけでなく、専業主婦は通りづらいです)
なので、専業主婦はみんな「銀行カードローン」で借ります。
ここでは「専業主婦が銀行カードローンで借りる方法」について、詳しくまとめます。
【目次】
1.専業主婦が銀行カードローンでお金を借りる方法
1-1.夫の収入で借りる「配偶者貸付」というシステム
1-2.必要書類は「住民票」「夫の同意書」
1-3.「夫の同意書なし」で借りられる銀行カードローン
1-4.「住民票すらなし」で借りられる銀行
2.家庭に入っている女性のキャッシングの審査についての、よくある質問
2-1.いくらまで借りられる?30万円~50万円
2-2.夫の職場への在籍確認の電話はある?
2-3.夫の収入証明書が必要なケースは?
3.まとめ「家庭に入っている女性がお金を借りること自体は簡単。問題は返済」
1.専業主婦が銀行カードローンでお金を借りる方法
専業主婦が銀行カードローンで借りられる理由は「配偶者貸付」というシステムを利用するからです。
これは、貸金業法的には大手の消費者金融も使っていいのですが、なぜか大手の消費者金融は使っていません。
(貸し倒れのリスクを下げるため、というのもあるでしょう)
ここではその配偶者貸付について詳しくまとめます。
1-1.夫の収入で借りる「配偶者貸付」というシステム
配偶者貸付というと言葉が難しいですが、要するに「夫の収入で借りる」ということ。
「自分に収入がなくてもOK」ということですね。
「夫の収入で借りる」ということで、当然必要書類が多くなります。
自分の身分証明書以外では、下のような書類が必要になります。
1-2.必要書類は「住民票」「夫の同意書」
専業主婦が銀行カードローンで借りる時の必要書類は「住民票」「夫の同意書」です。
住民票が必要なのは「夫との婚姻関係を証明する」ため。
「結婚証明書」などと書かれていることもあります。
旦那さんの収入で借りるので「この人と結婚しています」という証明が必要なんですね。
そして、結婚している証明だけでなく「旦那が許可しました」という証明も必要です。
それが「配偶者の同意書」(夫の同意書)です。
当然ですが、夫の同意書を偽造してはいけません。
つまり、夫の同意書が必要な銀行で借りるということは「夫にバレる」ということです。
「旦那さんに内緒で借りたい」と考えている主婦の方の場合、「配偶者の同意書不要」の銀行で審査を受けることになります。
1-3.「夫の同意書なし」で借りられる銀行カードローン
「配偶者の同意書なし」で借りられる銀行カードローンはいくつかありますが、例えば下のような銀行が代表的です。
「みずほ銀行・イオン銀行・東京スター銀行・楽天銀行」…などです。
特にメガバンクのみずほ銀行は、普段使っている方も多いでしょう。
日頃から利用実績があると審査も通りやすいですし、口座がすでにあるということで、スピード借り入れもしやすいです。
(銀行カードローンで迅速に審査をしてもらったり、急ぎで借り入れするには、その銀行口座が必要なのです。例外もあるかも知れませんが、基本的にはこのようなルールになっています)
1-4.「住民票すらなし」で借りられる銀行
上の「配偶者の同意書なし」に加えて、さらに「住民票もなし」で借りられる銀行カードローンが、いくつかあります。
上の5つの銀行の中では、楽天銀行がそれです。
地方銀行なども入れると、たとえば横浜銀行もそうです。
ただ、横浜銀行は「神奈川県・東京都・群馬県」に住んでいないと申し込みできません。
ということで、全国どこでも対応できる銀行では、楽天銀行が一番審査書類が少なく、楽です。
「住民票くらいは簡単に用意できる」という方も多いでしょうし、確かに住民票については夫バレはありません。
ただ、役所に行くのは面倒ですし、少しでも手続きを楽にしたいという方は、楽天銀行で申し込むのがいいでしょう。
ちなみに、楽天銀行スーパーローン(カードローン)のメリットとして、「家庭に入っている女性でも50万円借りられる」という点があります。
(他の銀行カードローンは、家庭に入っている女性(自分の収入があることが条件)だと30万円です)
2.家庭に入っている女性のキャッシングの審査についての、よくある質問
専業主婦でキャッシングの審査を受ける方は、想像以上に多いです。
収入がない分、急な出費に弱いので、キャッシングに頼る割合も高くなるわけですね。
ここではそのようにキャッシングの審査を受ける主婦の方が、特に疑問に思うことをまとめます。
2-1.いくらまで借りられる?30万円~50万円
先の楽天銀行のところでも触れましたが、専業主婦が銀行カードローンで借りられる金額は、普通は30万円です。
そして、楽天銀行など多いところで50万円です。
これらの金額以上を借りたい場合は、旦那さんの収入証明書を提出すればOK、ということもあります。
(完全に受け付けないという銀行もあります)
収入証明書については、後程詳しく書きます。
2-2.夫の職場への在籍確認の電話はある?
旦那さんの職場(会社)への電話確認はありません。
旦那さん本人が借りる場合はあるのに、奥さんが借りる時はないのです。
これは少し不思議ですが、夫婦仲が悪化するのを防ぐためという、人間的な配慮でしょう。
在籍確認の電話というのは、受ける側からすると非常に厄介です。
自分が電話に出るにしても、同僚が出るにしても、とにかく精神的な負担がかかります。
自分のキャッシングだったらそれも耐えられるでしょうが、奥さんのキャッシングでそれをやる場合、「何で俺が」と旦那さんも思うでしょう。
ということで、夫婦仲が悪化しやすいので、それを避けるために「配偶者貸付では、夫の職場への電話連絡なし」という風にしているのだと思われます。
2-3.夫の収入証明書が必要なケースは?
専業主婦が銀行カードローンで借りる時の審査で、夫の収入証明書は必要ありません。
しかし、たまに必要なケースもあります。
ケースは主に2つで、1つは「30万円~50万円以上を借りたい」という時。
もう1つは「旦那さんが自営業・会社経営者」という時です。
どちらも、自分の借り入れの時も同じです。
「限度額が一定以上」「職業が自営業」という場合は、カードローンの審査では常に収入証明書が必要です。
(逆に言えば、それ以外では必要ないというのが、個人的にはすごいと思うのですが)
たとえば自分の借り入れの場合、消費者金融なら50万円以上、銀行カードローンなら100万円~300万円以上で、収入証明書が必要になります。
それと同じルールということですね。
旦那さんが自営業の場合の収入証明書ですが、「確定申告書・納税証明書・住民税決定通知書」などを出します。
基本的に、それほど難しいことはありません。
ただ「夫に内緒で借りたい」という場合、これらの書類を内緒で持ち出せるかどうかが重要ですが。
3.まとめ「家庭に入っている女性がお金を借りること自体は簡単。問題は返済」
ここまで書いた通り、家庭に入っている女性がカードローンの審査に通るのは、意外と簡単です。
(旦那さんに安定した収入がある限り)
ただ、当然と言えば当然ですが「借りるのがゴール」ではありません。
無収入ということは、当然借りた後の返済が大変なわけですから、それもよく考える必要があります。
完全な無収入のまま返済していくのは無理なので、何かしらのお仕事を探すべきでしょう。
パート・アルバイトなど何でもいいので、早めに収入を得ることをおすすめします。
お子さんが小さいなどの理由で外で働けない方は大変かと思いますが、在宅でできるお仕事などで、頑張っていただきたいです。
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