仮審査で簡単チェック! 各社の借入診断を体験!
キャッシングの審査に申し込む前「その業者で、審査に通る確率はどのくらいか」と知りたくなるもの。
これを知るために「3秒診断」などの仮審査を活用するのがいいでしょう。
大手の消費者金融は、すべてこうした仮審査(借入診断)のコンテンツを持っています。
ここでは、実際にそれぞれの借入診断を受けた体験談を元に、内容をまとめます。
【目次】
2.それぞれの借入診断で聞かれる項目(実際に受けた体験談)
2-1.SMBCモビットの「お借入診断」
2-2.プロミスの「お借入診断」
2-3.アイフルの「1秒診断」
2-4.アコムの「3秒診断」
2-5.レイクの「お借入れ診断」
2-6.ノーローンの「お試し診断」
1.各業者の借入診断のネーミング
各業者の借入診断のネーミングは、下の通りです。
- アコム…3秒診断
- アイフル…1秒診断
- ノーローン…お試し診断
- プロミス…お借入診断
- SMBCモビット…お借入診断
- レイク…お借入れ診断
見ての通り、プロミス・SMBCモビット・レイクは「お借入診断」と、そのままのネーミングです。
(レイクは「れ」を付けることで、差別化を図っています)
アコムの3秒や、アイフルの1秒というのは、「通信回線の速度」によって、当然変わります。
私がカンボジアから申し込んだ時は、それぞれ1秒ずつ余分にかかりました。
(カンボジアから申し込む人は、1秒早めの行動をおすすめします)
*あと、プロミスはバナーに「3秒で診断!」と書かれているので、「3秒試し診断」と呼ばれることもあります。
2.各業者の借入診断で聞かれる項目
消費者金融の大手6社の借入診断(仮審査)を、実際に受けてみた体験談です。
聞かれる内容も一覧にしています。
2-1.SMBCモビットの「お借入診断」
SMBCモビットの「お借入診断」では、下のような項目が聞かれます。
- 生年月日
- 税込年収
- 現在他社借入金額
SMBCモビットの項目は少なくて簡単です。
特徴的なのは「他社借入金額」の部分。
「住宅ローン・自動車ローン・銀行カードローン・クレジットカードでのショッピング等は含みません」
と書かれています。
「ここまで全部除外していいのか?」と少々不安になりますが、これらの借入総額が多い方にとっては、ありがたいかも知れません。
ただ、あくまで借入診断で除外されるだけで、実際の本審査では、これらも含めて借入総額を判断するでしょう。
(SMBCモビットは異様に口コミの評価が高いというのもうなずけます)
ちなみに、SMBCモビットは「10秒簡易審査」というのもありますが、これは借入診断でなく「本番の申し込み」です。
必要な全ての項目を入力して、その時点でわかる範囲で、審査結果をすぐに出す…ということ。
なので、限りなく「本審査」の結果に近いです。
その後、SMBCモビットが在籍確認をしたり、信用情報をチェックした上で、本審査の回答をします。
(信用情報に問題がない限り、SMBCモビットの10秒簡易審査でOKだったら、本審査も大体通ります)
2-2.プロミスの「お借入診断」
プロミスの「お借入診断(3秒診断)」で聞かれるのは、下のような内容dす。
- 生年月日
- 年収
- 現在の借り入れ金額
プロミスもSMBCモビットと同じく「クレジットカードでのショッピング・銀行カードローン・自動車ローン・住宅ローンなどは含みません」となっています。
こんなに除外してしまって、借入診断の意味があるのだろうか、という点はやや疑問なのですが…。
しかし、プロミスの借入診断は信頼できます。
「年収の3分の1」まできっちり借りることができないからです。
たとえば「年収300万円」だったら「借り入れ99万」だとアウトになります。
他社だと、これはOKです。
しかし、実際借り入れ99万の人は、「あと1万しか借りられない」わけですよね。
「1万円だけ融資する」などあり得ないので、これは本当は「NG」とすべきなのです。
ちなみに「96万円」だとOKになります。
確かにこれなら4万円融資できるので、実際の審査結果にも近いでしょう。
プロミスはこの点「金額計算が一番しっかりしている」と感じました
アイフルの「1秒診断」
アイフルの「1秒診断」の項目は下の通りです。
- 年齢
- 雇用形態
- 年収
- 他社借入金額
アイフルも「住宅ローン・自動車ローンを除く」とあります。
しかし、「銀行カードローン・信販会社(クレジットカード)」は含む、となっています。
この点は、SMBCモビット・プロミスよりも正確な条件ですね。
アイフルの1秒診断は、他よりもしっかりしている印象。
唯一「雇用形態」も聞かれるのですが、これは実際の審査でも重要です。
これを聞かれるという点で、他の業者の借入診断よりも正確といえるでしょう。
2-4.アコムの「3秒診断」
アコムの「3秒診断」で聞かれる項目は、下の通り。
- 年齢
- 性別、独身既婚
- 他社借入件数
- 借入総額
「何か足りないな」と気づいた方もいるでしょう。
そうです。「年収」がないのです。
「年収を答えない借入診断に意味があるのか?」と思いつつテストしたら「借入総額800万円」までOKでした。
(801万円からNGになります)
ここで重要なのは「アコムの最大限度額は500万円」ということ。
自社が設定した最大限度額すら、超えてしまっているわけですね。
ちなみに「借入件数…3件」で診断しました。
「3件から、総額800万円」だと、まごうかた無き多重債務者です。
それで「融資可能」というのは、仏のような業者さんです。
アコムはしっかりした会社で、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の保証会社も務めているくらいです。
なので、信頼できる業者なのは間違いありませんが、3秒診断に関しては「正直、少し適当だな」という印象を受けました。
2-5.レイクの「お借り入れ診断」
レイクの「お借り入れ診断」で聞かれる項目は下の通りです。
- 生年月日
- 本人年収(税込み)
- 他社からの借入件数
- 現在の他社借入金額
レイクの項目は、割と普通です。
借入件数も、借入金額もどちらも「住宅ローン」は除外します。
「住宅ローン」とはっきり書かれているので、「自動車ローン・学資ローン」などは含むということでしょう。
「銀行・信販系・消費者金融」のキャッシングを全て書くように指示されています。
そして「いくらまで借り入れOKか」ですが、「年収の半分」までOKです。
レイクは消費者金融ではなく「銀行系カードローン」だからです。
銀行カードローンは「貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲外(例外・除外含む)」なので、「年収の3分の1まで」という総量規制のルールが適用されないんですね。
(総量規制は貸金業法のルールで、銀行は「銀行法」によって管理されているから、対象がなのです)
ただ、実際のレイクの本審査では「年収の半分まで」借りられることはめったにありません。
レイクに限らず、他の銀行カードローンでも少数派です。
2-6.ノーローンの「お試し診断」
ノーローンの「お試し診断」で聞かれる内容は下の通り。
- 年齢(20代、30代などから選択)
- 税込み年収金額
- 他社のご利用状況(件数・金額)
- 現在他社でのご返済の遅れ
ノーローンの項目で特徴的なのは、何と言っても「他社での返済の遅れ」です。
これを「あり」(遅れている)にすると、必ずNGになります。
試しに「年収3000万円」「借入残高1万円」でやってみたら、見事に「ご融資が難しいと思われます」と出ました。
年収3000万円というのは、世界的な基準でも富裕層のラインです。
たとえ富裕層でも、1万円の返済に遅れただけでも、断固として許さないということですね。
この規則正しさは、人として模範的だと思います。
にしても、ノーローンの審査が厳しいというのは本当なんですね。
この仮審査だけでも「審査通過率20~30%」という、銀行カードローンの並みの数字は事実なのだと実感します。
ちなみに「返済遅れなし」にした途端、普通の結果に戻ります。
ぴったり「年収の3分の1までOK」という審査結果です。
3.まとめ「3秒診断は、完全に参考程度に」
以上、消費者金融の大手6社の3秒診断(仮審査)を受けた体験談と、内容をまとめました。
見ての通り「結構適当」な部分が多いです(特にアコムさん)。
こういう風なので、あくまで「参考程度」にしましょう。
「融資可能と思われます」という結果が出ても、本当に通るかわかりません。
逆に「難しいと思われます」とか「判定できませんでした」となっても、諦める必要はないということです。
(後者の場合は、仮審査で厳しかったら、本審査でも厳しいとは思いますが…)
とりあえず「文字通りのお試し」という気分で、気軽に利用してみてください
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