仮審査で簡単チェック! 各社の借入診断を体験!

キャッシング基礎知識

2015.07.03

mag042

キャッシングの審査に申し込む前「その業者で、審査に通る確率はどのくらいか」と知りたくなるもの。
これを知るために「3秒診断」などの仮審査を活用するのがいいでしょう。

大手の消費者金融は、すべてこうした仮審査(借入診断)のコンテンツを持っています。
ここでは、実際にそれぞれの借入診断を受けた体験談を元に、内容をまとめます。

【目次】

1.各業者の借入診断のネーミング

2.それぞれの借入診断で聞かれる項目(実際に受けた体験談)
2-1.SMBCモビットの「お借入診断」
2-2.プロミスの「お借入診断」
2-3.アイフルの「1秒診断」
2-4.アコムの「3秒診断」
2-5.レイクの「お借入れ診断」
2-6.ノーローンの「お試し診断」

3.まとめ「3秒診断は、完全に参考程度に」

1.各業者の借入診断のネーミング

各業者の借入診断のネーミングは、下の通りです。

  • アコム…3秒診断
  • アイフル…1秒診断
  • ノーローン…お試し診断
  • プロミス…お借入診断
  • SMBCモビット…お借入診断
  • レイク…お借入れ診断

見ての通り、プロミス・SMBCモビット・レイクは「お借入診断」と、そのままのネーミングです。
(レイクは「れ」を付けることで、差別化を図っています)

アコムの3秒や、アイフルの1秒というのは、「通信回線の速度」によって、当然変わります。
私がカンボジアから申し込んだ時は、それぞれ1秒ずつ余分にかかりました。
(カンボジアから申し込む人は、1秒早めの行動をおすすめします)

*あと、プロミスはバナーに「3秒で診断!」と書かれているので、「3秒試し診断」と呼ばれることもあります。

2.各業者の借入診断で聞かれる項目

消費者金融の大手6社の借入診断(仮審査)を、実際に受けてみた体験談です。
聞かれる内容も一覧にしています。

2-1.SMBCモビットの「お借入診断」

SMBCモビットの「お借入診断」では、下のような項目が聞かれます。

  • 生年月日
  • 税込年収
  • 現在他社借入金額

SMBCモビットの項目は少なくて簡単です。
特徴的なのは「他社借入金額」の部分。

「住宅ローン・自動車ローン・銀行カードローン・クレジットカードでのショッピング等は含みません」

と書かれています。
「ここまで全部除外していいのか?」と少々不安になりますが、これらの借入総額が多い方にとっては、ありがたいかも知れません。

ただ、あくまで借入診断で除外されるだけで、実際の本審査では、これらも含めて借入総額を判断するでしょう。
(SMBCモビットは異様に口コミの評価が高いというのもうなずけます)

ちなみに、SMBCモビットは「10秒簡易審査」というのもありますが、これは借入診断でなく「本番の申し込み」です。
必要な全ての項目を入力して、その時点でわかる範囲で、審査結果をすぐに出す…ということ。

なので、限りなく「本審査」の結果に近いです。
その後、SMBCモビットが在籍確認をしたり、信用情報をチェックした上で、本審査の回答をします。

(信用情報に問題がない限り、SMBCモビットの10秒簡易審査でOKだったら、本審査も大体通ります)

2-2.プロミスの「お借入診断」

プロミスの「お借入診断(3秒診断)」で聞かれるのは、下のような内容dす。

  • 生年月日
  • 年収
  • 現在の借り入れ金額

プロミスもSMBCモビットと同じく「クレジットカードでのショッピング・銀行カードローン・自動車ローン・住宅ローンなどは含みません」となっています。

こんなに除外してしまって、借入診断の意味があるのだろうか、という点はやや疑問なのですが…。

しかし、プロミスの借入診断は信頼できます。
「年収の3分の1」まできっちり借りることができないからです。

たとえば「年収300万円」だったら「借り入れ99万」だとアウトになります。
他社だと、これはOKです。

しかし、実際借り入れ99万の人は、「あと1万しか借りられない」わけですよね。
「1万円だけ融資する」などあり得ないので、これは本当は「NG」とすべきなのです。

ちなみに「96万円」だとOKになります。
確かにこれなら4万円融資できるので、実際の審査結果にも近いでしょう。

プロミスはこの点「金額計算が一番しっかりしている」と感じました

アイフルの「1秒診断」

アイフルの「1秒診断」の項目は下の通りです。

  • 年齢
  • 雇用形態
  • 年収
  • 他社借入金額

アイフルも「住宅ローン・自動車ローンを除く」とあります。
しかし、「銀行カードローン・信販会社(クレジットカード)」は含む、となっています。
この点は、SMBCモビット・プロミスよりも正確な条件ですね。

アイフルの1秒診断は、他よりもしっかりしている印象。
唯一「雇用形態」も聞かれるのですが、これは実際の審査でも重要です。

これを聞かれるという点で、他の業者の借入診断よりも正確といえるでしょう。

2-4.アコムの「3秒診断」

アコムの「3秒診断」で聞かれる項目は、下の通り。

  • 年齢
  • 性別、独身既婚
  • 他社借入件数
  • 借入総額

「何か足りないな」と気づいた方もいるでしょう。
そうです。「年収」がないのです。

「年収を答えない借入診断に意味があるのか?」と思いつつテストしたら「借入総額800万円」までOKでした。
(801万円からNGになります)

ここで重要なのは「アコムの最大限度額は500万円」ということ。
自社が設定した最大限度額すら、超えてしまっているわけですね。

ちなみに「借入件数…3件」で診断しました。
「3件から、総額800万円」だと、まごうかた無き多重債務者です。
それで「融資可能」というのは、仏のような業者さんです。

アコムはしっかりした会社で、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の保証会社も務めているくらいです。
なので、信頼できる業者なのは間違いありませんが、3秒診断に関しては「正直、少し適当だな」という印象を受けました。

2-5.レイクの「お借り入れ診断」

レイクの「お借り入れ診断」で聞かれる項目は下の通りです。

  • 生年月日
  • 本人年収(税込み)
  • 他社からの借入件数
  • 現在の他社借入金額

レイクの項目は、割と普通です。
借入件数も、借入金額もどちらも「住宅ローン」は除外します。

「住宅ローン」とはっきり書かれているので、「自動車ローン・学資ローン」などは含むということでしょう。
「銀行・信販系・消費者金融」のキャッシングを全て書くように指示されています。

そして「いくらまで借り入れOKか」ですが、「年収の半分」までOKです。
レイクは消費者金融ではなく「銀行系カードローン」だからです。

銀行カードローンは「貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲外(例外・除外含む)」なので、「年収の3分の1まで」という総量規制のルールが適用されないんですね。

(総量規制は貸金業法のルールで、銀行は「銀行法」によって管理されているから、対象がなのです)

ただ、実際のレイクの本審査では「年収の半分まで」借りられることはめったにありません。
レイクに限らず、他の銀行カードローンでも少数派です。

2-6.ノーローンの「お試し診断」

ノーローンの「お試し診断」で聞かれる内容は下の通り。

  • 年齢(20代、30代などから選択)
  • 税込み年収金額
  • 他社のご利用状況(件数・金額)
  • 現在他社でのご返済の遅れ

ノーローンの項目で特徴的なのは、何と言っても「他社での返済の遅れ」です。
これを「あり」(遅れている)にすると、必ずNGになります。

試しに「年収3000万円」「借入残高1万円」でやってみたら、見事に「ご融資が難しいと思われます」と出ました。

年収3000万円というのは、世界的な基準でも富裕層のラインです。
たとえ富裕層でも、1万円の返済に遅れただけでも、断固として許さないということですね。

この規則正しさは、人として模範的だと思います。
にしても、ノーローンの審査が厳しいというのは本当なんですね。

この仮審査だけでも「審査通過率20~30%」という、銀行カードローンの並みの数字は事実なのだと実感します。

ちなみに「返済遅れなし」にした途端、普通の結果に戻ります。
ぴったり「年収の3分の1までOK」という審査結果です。

3.まとめ「3秒診断は、完全に参考程度に」

以上、消費者金融の大手6社の3秒診断(仮審査)を受けた体験談と、内容をまとめました。
見ての通り「結構適当」な部分が多いです(特にアコムさん)。

こういう風なので、あくまで「参考程度」にしましょう。
「融資可能と思われます」という結果が出ても、本当に通るかわかりません。
逆に「難しいと思われます」とか「判定できませんでした」となっても、諦める必要はないということです。

(後者の場合は、仮審査で厳しかったら、本審査でも厳しいとは思いますが…)

とりあえず「文字通りのお試し」という気分で、気軽に利用してみてください

一緒に読まれている記事一覧

人気キャッシング一覧

  • キャッシング総合人気ランキング
  • 即日融資カードローンランキング
  • 専業主婦カードローンランキング
  • おまとめカードローンランキング

キャッシング総合人気ランキング(当サイトおすすめ順)