新入社員でもキャッシングできる?疑問や注意点を解説!
新入社員の方は、スーツを揃えたり歓迎会に出席したりして、何かと出費がかさむことも多いでしょう。
そういう時、カードローンやキャッシングに頼るということもあると思います。
ここでは、そうした新入社員の方がカードローンでお金を借りる時の、よくある疑問をまとめます。
見出し一覧
1.新入社員がキャッシングする時の、よくある質問
1-1.年収は去年の金額を申告するの?今年の収入?
1-2.まだ勤務が始まってないけど、借りられる?
1-3.新入社員専用のカードローンはある?
1-4.月収20万円の新入社員だと、いくらくらい借りられる?
1-5.勤務先への電話連絡なしで借りることはできる?
2.まとめ「新入社員はくれぐれもキャッシングし過ぎないように」
1.新入社員がキャッシングする時の、よくある質問
1-1.年収は去年の金額を申告するの?今年の収入?
ここは実はグレーゾーンというか、判断の難しい所です。
新入社員の場合、要するに去年の年収というのは「学生時代のバイト収入」です。
それで審査に通るのは難しいでしょう。
バイトをしまくっていたという人ももちろんいるでしょうが、それはつまり、学業に専念していなかったということでもあります。
業種によっては、学業に専念していた人の方が、就職した後稼げることもあります。
なので、「学業に専念せず、アルバイトに励んでいた人が評価される」というのも、キャッシングの審査として正しいとは限りません。
そのため「明らかに去年の年収は少ない」「しかし、就職した会社の収入は結構ある」「それも、安定してもらえるのがわかっている」という場合は「新しい会社の年収」で申告していいでしょう。
逆に「学生時代のバイト収入で、十分審査に通る」という自信がある場合、その年収を申告していいでしょう。
どちらにしても、消費者金融で借りる場合「50万円まで」は収入証明書は不要です。
そのため、新しい会社から源泉徴収票や給与明細をまだもらっていなくても、特に問題はありません。
銀行カードローンならさらに「100万円~300万円」まで収入証明書不要なので、もっと大きな金額でも借りやすくなります。
もっとも、まだ経済的に安定していない新入社員の方が、これだけ借りるのはおすすめできませんが…。
1-2.まだ勤務が始まってないけど、借りられる?
たとえば大学4年生の2月や3月など、卒業目前の時期ですね。
内定も完全にもらっていて、研修なども経験していて、後は4月のスタートを待つばかり…という時期です。
この時期に「○○株式会社の社員」として審査に通るのは、難しいです。
確かに事実上はもう社員かも知れませんが、形式上はまだ学生だからです。
たとえば結婚の証明が必要な手続きの場合、同棲は「事実婚」と言います。
事実婚には、それを証明する書類もまたあって、それを用意すれば「事実婚でも、結婚として認める」となっています。
ということは「事実就職」も同じなんですね。
事実上もう就職しているということを「新しい会社に証明してもらう」ならOKです。
つまり、「この山田さんは、4月から我が社に入社します。お給料も毎月しっかり払うので、融資してあげてください」という書類を、会社の方が書いてくれたらOKです。
しかも、その書類が間違いないかどうか、確認電話にも応じてくれたらOKです。
…という条件なら「勤務が始まっていない新入社員」でも、会社員の肩書でキャッシング審査に通ります。
しかし、どう考えても非現実的ですよね。
というわけで、まだ勤務が始まっていない場合は「学生」という肩書で審査を受けてください。
それでもアルバイト収入がしっかりあれば、大抵の場合は審査に通ります。
(もちろん、信用情報に問題ないことや、与信状況が良好…ということも重要です)
1-3.新入社員専用のカードローンはある?
「新入社員専用」というカードローンはありませんが、「20代専用」ならあります。
オリックス・クレジットの「VIP Y’s CARD」というもの。
「Y」というのは「Youth」とか「Young」のYですね。
20代専用ということで、オリックス銀行のカードローンより、ほんの少し金利が安くなっています。
オリックス銀行カードローンの金利は、上限金利で「17.8%」。
上限金利というのは「借入金額が小さい時の金利」です。
新入社員の借り入れというのは、当然金額が小さいです。
なので、上限金利が適用されますから、これで低金利かどうかを比較するんですね。
VIP Y’s CARDの上限金利は「17.6%」。
ほんの少しですが、VIP Y’s CARDの方が、オリックス銀行カードローンよりも低金利になっています。
また、金利よりもメリットがあるのは「20代の会社員が通りやすい」ということ。
オリックス・クレジットが自ら「20代を歓迎する」と言っているのですから、本来審査で不利な20代でも、ここでは有利なのです。
(有利とまでは言わなくても、不利にはならない、ということですね)
というわけで、新入社員専用のカードローンではありませんが、「20代専用」ということで、候補に入れてみてください。
1-4.月収20万円の新入社員だと、いくらくらい借りられる?
これはその他の条件にもよりますが、とりあえず「限度額20万円~50万円」程度と考えた方が良さそうです。
これについては、完全にケースバイケースです。
「自宅の情報」「これまでのキャッシング歴」「現在の与信状況」などによって、まったく条件が変わるからです。
たとえば実家に住んでいて「持家、住宅ローン完済済み、一軒家、居住年数長い…」という条件の場合、かなり有利になります。
同居家族の人数が多いと、さらに審査に申し込みやすいです。
これまでのキャッシング歴(信用情報)については「たくさん借りて、たくさん返済している」ほど有利になります。
それも一度も遅延なく返済していたら、当然高評価です。
(というより、1回でも遅延していると、かなりのマイナスになります)
「現在の与信状況」というのは「今、どれだけ借りているか」です。
借入件数はいくつか、借入総額はいくらかということですね。
特に借入件数が少ないというのは重要です。
一つの業者にすべての借り入れをまとめているのは、その業者から信用されているということで、そんなに悪い評価にはなりません。
その他、クレジットカードの保有枚数が少ないなど、審査を有利にする条件はたくさんあります。
なので、限度額がいくらになるかは完全にケースバイケースです。
ただ、大体「20万円~50万円」程度を目安にしてください。
1-5.勤務先への電話連絡なしで借りることはできる?
これは可能です。
消費者金融の「SMBCモビット・アコム」で申し込めばOKです。
新入社員の方だと、特に勤務先への在籍確認は怖いでしょう。
ベテランの社員さんなら、職場での身分も高いので、適当にごまかせますが、新入社員の場合はそうは行きません。
というわけで、電話連絡をなしにできるかどうかはかなり重要なポイント。
これができるのは、SMBCモビット・アコムです。
SMBCモビットの場合、「会社の保険証」「給与明細」を提出します。
SMBCモビットの場合「三井住友銀行」か「三菱UFJ銀行」の口座がある、という条件が追加されます。
SMBCモビットの場合、銀行の制限はありますが、上の条件さえ満たせば、口頭でのお願いが必要ありません。
普通のWEB申し込みの手続きで、そのまま完全に電話での連絡をなしにできます。
…という点では、「三井住友銀行」か「三菱UFJ銀行」の口座さえあれば、SMBCモビットの方が楽ですね。
アコムの手続きは特にありません。
自動的に限度額10万円以下になるだけです。
「電話確認が取れるまで」という条件なので、後日確認電話がかかる可能性があります。
そう考えるとSMBCモビットで申し込んだ方が、確実に職場バレを防げるので安心です。
2.まとめ「新入社員はくれぐれもキャッシングし過ぎないように」
当たり前のことと思われるかも知れませんが、新入社員の方は、くれぐれもお金を借りすぎないように注意してください。
キャッシングで破産しやすいタイミングはいくつかあります。
その一つが「大学生になって、クレジットカードを持てるようになった」時。
もう一つが「新入社員になって、借りられる金額が大きくなった」時です。
どちらも若くて金銭感覚がまだしっかりしていません。
しかも、新入社員の頃というのは、仕事に適応するためのお金も、スーツやら書籍やらいろいろかかりますし、付き合いのお金もどんどん飛んでいきます。
それに恋愛もしたい頃でしょうから、恋愛のためのお金も飛んでいきます。
初給料で家族に何かごちそうしたりプレゼントしたりする人もいるでしょう。
…ということをやっていると、どんどんお金が飛んでいくんですね。
そこに「社会人なのでたくさん借りられる」という条件がつくと、たちまち借入総額が膨らんでしまうのです。
なので、新入社員の方は特に、キャッシングのし過ぎに注意してください。
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